ONE PIECE ～銀の狼は夢を見る～ (ページ33)

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26話　貴「ちゃんは止めてください。」ページ33

あれ？此処はクロコダイルさんの腕の中・・・

たっ、確か！！

～思い出し中～

貴『じゃあ！クロコダイルさんも一緒に寝ませんか？』

～思い出し終了～
はっ、僕は何故その様な事を！！！

モゾッ

クロコダイルさん、起きましたか？(汗)

クロ「───スー」

よっ、良かったあ！！！
殺されかねません！！
まっ、まさか僕がクロコダイルさんの良い匂いのせいで、寝ぼけ気味だとは！！
しまった。
でっ、でも良い匂い何ですよ！本当に！！

貴「・・・でも、ヤッパリ格好いいですよね。」

まだ、5時ですし、寝ますか・・・

～クロコダイルside～
Aが、起きた。
いや、ただ俺は起きる合間が解らなかっただけなんだが。

貴「でも、クロコダイルさんは、ヤッパリ格好いいですよね。」

・・・そう言って、Aは寝た。

クロ「唐突だな・・・///」

少し照れるな・・・
俺にそんな趣味はねえぞ？
強いて言うなら、息子みたいな物か。
・・・アラバスタに連れて行っても良いよな？
(※それを拉致と言う。)
～クロコダイルside終～

　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
貴「6時30分・・・」

あっ、書類が少し残ってたんだ。

貴「・・・クロコダイルさん。」

クロ(・・・少し悪戯してみるか。)

貴「クッ、クロコダイルさん。」

貴「クロコダイルさん、起きてください。」

クロ(・・・何故、頭を撫でる？)

貴「・・・クッ、クロコダイルしゃん。あっ」

クロ(噛んだ、起きてやるか。)

貴「なっ、何で僕が噛んだら起きるんですか///」

クロ「ずっと、前から起きてたぞ。」

貴「なっ！///」

いっ、今まで楽しんでたんですか！？
ウウッ、格好いいから余計に意地悪に見えます。

貴「・・・朝ご飯食べに行きましょう？」

もう、諦めますよ。

クロ「嗚呼。」

地味に笑ってるの知ってますよ？
だって、身体が少し揺れてますもん。
意地悪ですね。

ガチャバタン

・・・このやり取り何回したでしょうか。
今回はドフラミンゴさんが目の前でした。
それも、とても良い笑顔で。
クロコダイルさんも、驚いてましたよ？
凄いですね、ドフラミンゴさん。

ガチャ

ド「フッフッフッ！Aちゃん、閉めるなんてひどいぜ？」

貴「僕は、これでも男ですよ？」

クロ(これでも？)

ド「フッフッフッ、まあ良いじゃねえか。」

貴「なら、僕もドフラミンゴちゃんと言いますよ？」

ド「それは遠慮願いたい。」

貴「僕も同じです。」

男の人に『ちゃん』は止めましょう。