サプライズ2 ページ45
「…美味しい！ジャックすごい！めちゃくちゃすごい！」
「そう言ってもらえると光栄です。」
「喉乾いたからお茶入れてくるね！」
「Aは座っててください！僕が入れます！」
「あ、そうなのね？」
「はい！任せてください！」
ジャックは、薔薇のティーカップに紅茶を入れ始めた。
「さすが。」
「でしょ？」
「うん！入れ方がプロ！」
「えへへ！女王様に入れてましたから！」
紅茶やケーキを飲み干し、間食して、終盤に近づいた時、
「誕生日と言えば？」
と聞いてきた。
「ケーキ？」
「違うよ」
「サプライズ？」
「近い！」
「プレゼント？」
「正解！」
「Aにプレゼントがありまーす！」
「ほ、ほんと？プレゼントなんて今年は貰えないとおもったのに！」
「それがあるんですよ〜」
「何入れたの？」
「お楽しみー」
ジャックがパチンと指を鳴らすと、小さい箱が出現した。
「なにこれ？」
「開けてみて。」
「…!?」
「どう？ルビーのネックレス。」
「え…こんな高価なもの貰えないよ！」
「前もらったネックレスのお礼！」
「でも…」
「いや貰ってもらわないとこま…ってえ!?なんで泣いてるの？！」
「い、いや…嬉しすぎて…でも…あと一年でお別れって考えたら…辛くて…しょうがなくて…行かないで…ジャック…ずっとそばにいてよ…」
「え…っと…だ、大丈夫！僕が消えてもちゃんとAの事観てるから！あと死ぬわけじゃないし！ヴィランズが集まる世界に帰るだけだから！」
「え…そうなの…」
「だから元気出して！せっかくの誕生日なんだから！ね？」
「ｸﾞｽｯ…うん！…」
私の15歳の誕生日は、サイコーなものになりましたとさ！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
今日のヴィランズアイテムは？
ファージャの杖 大阪弁を喋ろう
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作者名：えいみ〜 | 作成日時：2018年3月26日 14時
