逃げたい ページ5
ジャックは真剣な声色で話し始めた。
「僕は…逃げてきた。」
「逃げなきゃいけないことでもしたわけ?」
「…うん。」
「だいぶ前に、女王様のタルトを盗み食いしたんだ。こっぴどく怒鳴られて…」
「「首をはねよー!」」
「まずどうしてタルトを食べたの?分かってたんでしょ?」
「本当は僕じゃなくて、アリスが食べたいって言って取ってきたんだ。」
「そんなにジャックはアリスが好き?」
「好きというかね…あの子がワンダーランドを忘れた時、僕達は…死ぬ」
「ええっ?」
唐突なことばに驚いた
「だから、彼女が忘れることが無いように、女王様にしつけられてるんだ。」
「ずっと疑問に思ってたんだけど、ジャックはどうして人間の姿に?」
そう。トランプ兵の彼が人間の姿なんておかしい事
「人間界とワンダーランドはおかしな関係で、そのおかしな関係からこうなった!」
試しにつねった
「痛!」
「破けないじゃん」
「はぁ?…え。ホントだ!Aちゃんが言った通りだ!やったぁー!」
「じゃあこれで野宿出来るね!」
「(´・ω・`)」
「冗談だよ…」
その夜…
「アリス…ありす…紅莉好!」
「アリスを知ってるの!?」
ここからアリス探しが始まるのだった…
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作者名:えいみ〜 | 作成日時:2018年3月26日 14時