薔薇を紅く染める理由 (ページ40)

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ピクニック2 ページ40

「A～！お腹空いた！」

アレあるんでしょ？アレ！と急かされながら、お弁当を取り出した。

「口に合うといいけどね…」

「Aが作ったものだよ？美味しいに決まってるよ！」

「そう言ってくれるだけ嬉しい。」

適当に話しながら、お弁当を開けた。

「わぁー！…えぇ！こ、これっ！魔法なし？！」

「当たり前じゃん！魔法使えないし…」

「この薔薇！すごいよ！さすが僕のAだね！」

「まぁ…ありがと。…私あんたのじゃないし！」

「ねぇ。食べるのもったいない！」

「知らないよw食べて？」

「あ、そーだ！」

ﾊﾟﾁﾝ!

「？サイコロ？」

「そ！数ごとにルールを決めて、出た目のゲームをしてもらうよ！ジャンケンで負けた方がね」

「ルール？」

「聴いててね」

1…耳元で囁く
2…あーんをする
3…ダーリン，ハニーと呼ぶ
4…何もなし
5…手を繋ぐ
6…投げキッス

と、数ごとの罰ゲームを発表して言った。

「じゃあジャンケンするよー！最初はグーのジャンケン…」

「ぽん！」

…

「えっ」

ジャックは、チョキ私はパー！

「wwww」

「マジか～…」

「www」

「次はサイコロか、…」

どっちかって言うとこっちが緊張する。

さぁ、決戦の時だ。