縫い目 ページ25
「…もう見てらんねー!貸して!」
縫っているスカートを取り上げられ、唖然とする私に呆れた様で、
「A。そんな縫い方してたら刺しまくるに決まってる!」
ヌイヌイヌイ…
「…出来た!ほら!ここをこうしないと、綺麗なかがり縫いにはならないから!」
「…なんか悔しい…」
「悔しいと思うならちゃんとしなよ…」
「…ご最もですー!」
ジャックは、見事に裂け目を縫い目に変えて見せた。
彼が言うには、
「僕は女王様の洋服を縫ってたりしたからね!」
らしい…
さっきも言ったが、
なんか悔しい〜!
ジャックの女子力の高さには驚いた。
「あ、このスカート。ここにワッペン付けた方が可愛いと思う!」
やっぱり、縫い目目立つし…と言って、そこに彼が手を触れて、手を離せば…
じゃっじゃーん!真っ赤なハートのワッペンが付いてマース
「やっぱりジャックてんさーいw」
「僕はエンターテイナーだからね!Aが楽しんでくれたら何より!」
「ありがと、前よりも、可愛くなった!」
「どーいたしまして!」
やっぱり彼は楽しい人(?)だ。
私が不機嫌な時は、こうやっていつも笑わしてくれる。
彼は私のエンターテイナー…
だったらいいのに…
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作者名:えいみ〜 | 作成日時:2018年3月26日 14時