心の弱い私を支えてください.*･ﾟ (ページ30)

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貴女side

「あんたにはこの島が綺麗に見える？」

女の子は悲しそうな目でそう聞いてきた

貴「…最初は綺麗に見えたわ」

「…」

貴「でもね…今は綺麗に見えない」

「そう…この島は汚れている…！！」

そう言った女の子の顔は怒っていた

貴「ねぇどうしてこの島は汚れているの？」

「…あんたは信頼してもいい人？」

なんでそんなことを聞くのだろう？

貴「大丈夫…私はあなたの味方だよ」

「わかった」

貴「あ！その前に自己紹介しよう？
私の名前はAよ！あなたは？」

「あたしは、ユキナよ…」

貴「そっか！ユキナちゃんね！」

ユキナ(ユ)「ねぇ…あんたのこと…姉さんって…呼んでいい…？」

言いにくそうにユキナちゃんはそう言った

貴「ふふっいいよ？」

ユ「あ、ありがとう」

貴「それじゃあお話しましょうか？」

ユ「…うん」

貴「まず…ユキナちゃんはどうして飛び降りたの？」

ユ「じさつしようと思ったから」

貴「そっか…でもどうして？」

ユ「…きょ、う…ね」

ユキナちゃんは泣き出した

貴「大丈夫？ゆっくりでいいよ？話したくなかったら話さないでいいよ？」

ユキナちゃんは首を横に振り「話す」と言った