小さな仕事人 (ページ31)

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喧嘩② ページ31

BH side

『おっぱ〜♡』

ってさっきからミンソギひょんに甘々のA。
Aのあんな姿初めて見た…正直ひょんが羨ましい。

XM「Aはコーヒー飲めないんだっけ」

LH「甘いのしか無理なんだよね、お子ちゃま」

XM「こら、Aのこと虐めない」

『私今日から本格的にシウミンペンになった』

ヒョン達とティータイムをするAをじっと見る俺とチャニョラ。

…なんでこうなったのか。
それは10分前に遡る。

・

BH「ひょんがAを相手するわけないだろー！」

CY「そうだそうだ！男っぽいし！俺にしと…」

XM「いや、相手にする…っいうか、俺はAのことちゃんと女性だと思ってるよ」

一緒にいるうちにAはキビキビ働くようになって、俺らはAに優しくしたいのに…なんか恥ずかしくて。

マンネたちみたいに上手く甘えられないし、ひょん達みたいに可愛がることもできない。

CH「A？」

何よりAに彼氏が出来るなんて絶対に嫌だ。
そんな気持ちから心にもないことを言ってしまった。

『べく。チャニョル』

少し考えた後、顔を上げたAがニッコリ笑った。

『嫌い』

・

終わった。
Aを怒らせたのなんて初めて。

なんやかんや言いつつ何でも許してくれるAの優しさに実は甘えてたんだ。

CY「なあ、べく」

BH「…なんだよ」

CY「謝りに行ったほうがいいよな？」

BH「うん」

でもさっきのAの言葉が頭から離れない。

SH「ベク、チャニョル」

スホひょんに呼ばれて廊下に出ると軽くゲンコツをいただいた。

SH「2人がAのこと本当は好きなの分かってるけど言っていいことにも限度があるの分かってる？」

BH「はい…」

CY「後悔してます」

SH「うん、ちゃんと仲直りするんだよ」

って言われて泣きそうになった。