シウミン ページ25
EXOの中で推しを作るなら誰？と何度も聞かれた。
その度に私が名前を上げる唯一の人物…
『まあ、推すなら…ミンソクおっぱ』
XM「…え」
BH「はあ！？」
LH「A…こっちにおいで」
ガチの目で見られて怖い。
私ごときが愛嬌振り撒いて悪かったですね。
CY「…明日は傘を持って行こう、鉄製の」
『槍なんか降りませんけど』
CH「いや、でも…あのAが"おっぱ"って」
『なんとなくだよ』
そんな気分の時だってあるよね。
『さ、この話は終わり。早く練習再開して』
DO「ミンソギヒョン…ヒョン！」
XM「え…！？あ…なに？」
DO「…練習再開しますよ」
XM「あ…うん、ごめん」
ぼーっとしてるミンソク。
怪我しないよね？
…っていう心配は当たってしまった。
XM「うお…！？」
BH「ヒョン！？」
盛大にずっこけたミンソクに慌てるベク。
一旦曲を止めてみんなが駆け寄る。
『はい、退いてー』
間をかき分けて氷のうを持って行く。
『どこ？』
XM「…足首ちょっと捻っただけだよ」
『悪化したらダメだから、はい、冷やして』
LH「ミンソガ大丈夫？」
『腫れてはないね、痛い？』
XM「いや、痛みはない」
とりあえず端に連れて行こう。
『チャニョル、手伝って』
CY「おっけー！」
ミンソクの脇に腕を回して引き摺っていくチャニョル。
『大丈夫？』
XM「うん、ごめん」
『ぼーっとしてたんでしょ』
と聞くと少し顔を赤くした。
XM「いや、だって…Aが急に"おっぱ"とか言うから」
って言いながら両手をパタパタして顔を仰いでる。
可愛いな、この生き物。
『私のせいじゃん、おっぱって呼ぶのやめとこ』
XM「え！？やめないで」
『怪我されたら困る』
XM「…普段から呼んでくれたら慣れるから…お願い」
『慣れるも何も…オッパ呼び需要ある？』
XM「呼んでくれたら頑張れるんだけど、だめ？」
なんてあざとい男なんだろう。
そんな顔で見られて首を横に振れるような精神力は持ち合わせてない。
『た、たまにね』
負けてしまった。
キムミンソク
あざとい男
可愛い可愛いおっぱ
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作者名：enen♪ | 作成日時：2016年6月3日 22時
