マネージャーの1日�� ページ19
やっと全員バンに詰め込んだ。
今日はM乗せて走る。
比較的大人しいメンバーが多いし朝ということもあって静かな車内。
LH「腫れひいた？」
XM「うん、もう大丈夫」
LH「よかった」
ってふたりが平和な会話してるくらいかな。
Kのほうはうるさいからね、途中でしりとり始まるし。
8時到着予定に15分前に着いた。
ギリギリじゃなくてよかった。
『ほら、ついたよー、おきて』
TA「ねむい」
全員を起こして中に入っていくのを見送る。
今日の忘れ物はタオの財布とイーシンのスマホね。
いつになってもなくならない忘れ物を持って楽屋に入るとさっきまで寝てたのが嘘のようにはしゃいでた。あほか。
TA「ねえタオちゃんの財布どこ？」
SE「ヒョン達、タオの財布探してください」
DO「車に忘れてきたんじゃないの？」
BH「絶対Aが持ってくるって」
持ってきましたよ。
『タオ〜』
TA「あ！A！タオちゃんの財布知らない？」
『知ってる、はい』
TA「あった！」
『イーシンもスマホね』
LY「あれ？僕持ってなかったっけ？」
『持ってないから私が持ってんの』
まだ来て数分なのに散らかった楽屋。
絶対なにかなくなるやつだ。
SH「準備できたら挨拶に行くからなるべく早く準備しよう」
BH「やっぱ今日の俺不細工じゃない？」
CY「ベクはいつも可愛いって」
BH「は？可愛くねーし」
TA「タオちゃんのスマホ知らない〜？」
KI「Aに聞いてみなよ」
LH「しうちゃん準備できたら写真撮ろうね」
リーダーの話聞いてあげて。
お気の毒に…と思いながらタオにスマホを渡す。
TA「さすがA！」
と抱きついてくるタオの背中をポンポン。
いや、目の前の机にありましたけどね。
SE「A〜僕も〜♡」
『いや、準備して』
SE「タオだけずるい」
ずるいってなんだ。
拗ねるセフナ相手に腕を広げると満面の笑みで飛び込んで来た。
SE「いえっへ」
BH「は？セフナお前なにしてんの？離れろ！」
SE「ヒョン、嫉妬は醜いですよ」
BH「…嫉妬じゃねーし」
SE「素直じゃないですね…はいどうぞ」
とベクを見て腕を広げたセフナは無言のベクに脛を蹴られてた。痛そう。
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作者名：enen♪ | 作成日時：2016年6月3日 22時
