宅飲みあるある ページ2
本当よく聞くパターンだと思う。男女2人で宅飲みして、女性が先に寝落ちして。で、男性が女性を...。
そして、今の俺の状況をお伝えすると、佐山と2人で飲んでいた、で、佐山が先に寝落ちした。
しかも佐山は明日1限から行くとか言ってた。起きれるのか？朝電話してやるか。薄手の毛布があったのでそれをかけて外へ出る。
あぁ、鍵か。鍵がない。施錠しておかないと、いくらなんでも不用心すぎる。年頃の女性である。先日、ジムで会った男に付き纏われるなどとあったので余計に心配である。しかし、鍵を探すが見つからず。起こそうとするもロシア語でよくわからないので諦めた。俺もロシア語を勉強した方がいいのかもしれない。
諦めた。
俺もここに泊まることにした。スマートフォンのアラームを朝起きる時間にセットし、少し窮屈なソファーに足を伸ばす。
「なんだか今日は調子狂う...」
佐山は人の気も知らずにムニャムニャと幸せそうに寝ている。
話は変わるが、本当に彼女は宝の持ち腐れである。
端正な顔立ちをしている。失礼な言い方になるが、俗に言う『黙っていれば美人』の類だと思う。
佐山が悩みを言ったのも、家に誘ってきたのも初めてで。彼女からすれば当たり前なのかもしれない。
それでも、それらの行為は相手に気を許した証拠なのではと思う。
「はぁ...」
自分自身、彼女がいなかったわけではない。そこそこの恋愛経験をしてきたつもりだ。
でも、初めての人種でびっくりしている。いや、あの、その、彼女を好きかどうか確定しているわけではない。そこは間違えないでいただきたい。
「お疲れさん」
飲みかけのワインを一飲みし、俺はそう言って電気を消した。
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zx2to5(プロフ) - >>林檎さん 嬉しいです！ありがとうございます(^-^)のんびりですが亀更新していきますのでまた読んでくださると嬉しいです！ (2020年8月19日 22時) (
レス) id: 6bc55a23b1 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - この面白い話を一番最初から何回見たことか！楽しんで見させていただきました！ (2020年8月8日 1時) (レス) id: 618a98841b (このIDを非表示/違反報告)
zx2to5(プロフ) - ありがとうございます！またアフターストーリーを書こうかと思っていますのし、他ルートも作っていくのでそちらもできればよろしくお願いします( ^ω^ ) (2020年4月14日 11時) (レス) id: 6bc55a23b1 (このIDを非表示/違反報告)
rio - 完結おめでとうございます！楽しませてもらいました！ (2020年4月14日 0時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モスモス | 作成日時：2020年4月9日 8時
