始まりは突然に ページ5
あの子の名前は、早乙女Aちゃん
「Aちゃん、おろしてるのも可愛かったけど、髪の毛結んでるのも可愛いね〜!!
きょう俺、部活オフなんだけど一緒にどこかいk「行きません」まだ言ってないじゃん!!」
今日も、女の子が言われたら喜ぶようなセリフを言ったのに…
喜ぶどころか、君は不機嫌に口を膨らませてる
毎日「かける言葉と理由」自分の中で探して
とうとう検索ゼロ
どうしたものか、と考えている3時間目前の5分休み
「…?あれ?忘れたっけ…?」
いつもなら忘れないような子なのにな…
ここで貸したら、好感度上がるんじゃ!?
でも…言ったことのないセリフ
そんなこと、気にしてちゃダメだ
「Aちゃん!お、俺この後サボるから教科書使っていいよ!!」
全然予想してなかった行動。
慣れないアドリブなんてできなくって。
「…!!クスッ、ありがと
だけど授業サボるなんてサイテー」
君の初めての笑った顔。
うつむきながら「ありがと」って
ドキッ…
なんか、胸がドキドキするけど、喘息にでもなったかな?
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作者名:りんご | 作成日時:2021年9月12日 16時