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口の悪い生徒�� ページ12
「おい、そこ」
三井先生の低い声が教室に響いた。
皆は、先生の目線を追った。その先には、常に授業態度の悪い井ノ口と雨川だった。
「鉛筆の芯が、すべて折れてしまったので、雨川さんに借りようと思いました」
「お前は、予備も持っていないのか？」
「はい、予備も折れました」
「そんなわけがあるか、おい、筆箱をだせ」
「・・・」
「なぜ、正直に言わない？筆箱を忘れたんだろ？」
「うるせぇよ、クソが！」
井ノ口はわめいた。
「なんでお前なんかにいちいち言われなきゃいけねぇんだよ？他人に迷惑かけてねぇんだから、ほっといてくれたっていいじゃねぇかよ？あ？」
三井先生は、いつも冷静だ。
「井ノ口、あとで職員室にこい。あと、教員には敬語を使え」
「はぁ？お前なんかのために時間割いてる暇はねぇよ。それに、お前に敬意はない」
三井先生は、井ノ口の言葉を無視した。井ノ口は、チッと舌打ちをすると窓の外を見た。
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ぬっきー(プロフ) - 今後もよろしくお願いいたします！ (2017年5月6日 21時) (
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作者名：怜桜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時：2017年5月6日 19時
