驚きの内容 ページ29
「ああ、すまん。少し脱線したが、今日、君を呼び止めたのは進路のことだ。一人ずつ面談をしているのだが、今日ちょうどいたから、今してしまおうと思って」
「はい」
「率直に聞く。君は高校に通いたいか?」
「え?えっと・・・。通いたいとは思いますが、卒業したら、農家になろうと思っています」
「そうか、なぜだ?」
「父と母は、農家です。でも、最近、父の体力がなくなってきていて、農作業が辛そうです」
「だから、手伝いたい、という訳だな」
「はい。でも、自分も体力がないので立派な農家としてやっていけるかどうかが正直、不安です」
「そうか・・・。俺は、勿体ないと思う。だから、提案があるんだ」
「?」
「君が入試を受けるんだ。お金の心配はいらない。なぜなら、入試のお金と、必要なもの、学校の授業料を、全て学校でまかないたいと思っているからだ」
「そ、それってつまり、僕が受かれば、親に負担をかけずに高校に通えるということですよね?」
「そういうことだ。どうだ、近藤?」
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます!まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります!読みに来てくださりありがとうございました!お互いに頑張りましょう! (2017年4月26日 19時) (レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました!清彦君の成長物語なんですね!バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ! (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時:2017年4月22日 7時