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卒業祝い ページ12

家に帰ってきた清彦を秋彦と清香は笑顔で迎えた。
「おかえり、論文、とても良かったよ」
そんな言葉を聞いて、ニコニコとしていながらも、そわそわとしている清彦。なぜなら、秋彦からプレゼントがあると聞いていたからだ。
「お父さん、僕へのプレゼントって何?」
ついにこらえきれなくなった清彦が秋彦に尋ねた。秋彦は笑顔で答えた。
「この村では中学校に行く人はお金持ちの人ばかりだろう?でもね、清彦がこの六年間、とても頑張っていたから清彦を中学校に通わせたいと思うんだけど・・・」
「え?中学校に行けるの?でもお金は大丈夫なの?」
「ああ、実は、前から貯めていたんだよ。この日の為にね」
「じゃあ、僕はまた、勉強ができるんだね!」
「ただ、学校まで遠いんだ。結構歩くから疲れてしまうと思うがそれでも行きたいか?」
「うん、僕は、もっと勉強して、立派な人になりたいんだ。そのためだったらどんなことでも頑張るよ!」
その言葉を聞いた両親は、力強く頷いた。

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作品ジャンル:純文学, オリジナル作品
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます!まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります!読みに来てくださりありがとうございました!お互いに頑張りましょう! (2017年4月26日 19時) (レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました!清彦君の成長物語なんですね!バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ! (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怜桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/  
作成日時:2017年4月22日 7時

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