ヌナを癒す会、始めました【SVT】

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あれから数日経った時のことだ。

メイクを落として貰って少し遅れて練習室へ行くと、スニョンとミンギュが地べたに座りながら言い合ってる姿が見えた。



HS「やる気あんの？…ミンギュ、他のメンバーに迷惑かかるから」

MG「うるさい…ヒョンは黙っててよ」


HS「…は？」







『喧嘩はよすんだ2人とも！！この正義のヒーロー平和マンに任せ』
JH「お前ちょっと黙ってろ」

『はい。』



ピリピリとした雰囲気が練習室に流れる。



ミンギュが男子高校生の体育祭で本気出さない奴みたいな感じになっててスニョンがキレたと説明すれば良いだろうか。まぁ多分そんな感じだと思う。見てる側からの意見である。


正義のヒーロー平和マンをしようとしたらジョンハンに怒られました。ごめんなさい。





MG「…ごめん、俺ちょっと頭冷やす」





ミンギュが練習室を出て行って。

しーんとした空間。気まずいわ阿呆が。




『やー、私喉乾いたから自販機行ってくるよん』


SC「…ん。いってら」



こりゃもう正義のヒーロー行くっきゃ無いでしょうよ。

ミンギュはとても単純な犬なので多分そこらへん歩き回ったら見つかると思う…




MG「……ヌナ、」


『おっほ！！！？』



居たぁぁああ！？

私完璧すぎるだろ。天才か。実は推理の才能があったり…





いや私の才能とかどうでも良いわ。





『どうしたミンギュや〜、おいで。』

MG「…ごめんね。」

『なにを今更。』




あああわんこがしゅんとしておる…尻尾が垂れてる…



むむむ。どう慰めれば良い。いや慰めるというより叱った方がいいか。いやでも明らかに悲しそうにしてて叱るのはちょっと気が引ける…





いや！！ここはヌナとして一肌脱がねば！





MG「…俺さ、今日の朝からスニョニヒョンと喧嘩してて、」

『なんで喧嘩してんのさ』


MG「……色々、」
『そっか。』



私の肩に頭を乗せていつもより三段階くらい低い声で話してくるミンギュ。


…まぁ、まずは話を聞かなきゃですね。

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