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目が覚めてすぐ腕に付けてた時計を見ると僕が最後に時計を見てから優に6時間は経っていて外の景色もすっかり明るくなっていた。


横を見るとまだ起きる様子のないA。それでも酸素マスクは稼働していて、Aの隣に置かれている心電図はずっと動いてて生きている事を証明してる。


起き上がって高専のシャワー室でシャワーを浴びてまた医務室に戻ってもAは起きてなかった。


家「おはよ。お姫様はまだ目を覚まさないかい?」

五「そーだね。まだぐっすりだよ。」


またいつも定位置である椅子に座ってAの手を握った。


五「…こんな起きない事ってある?」

家「珍しいな。この子、練習でよく傷を作って私の所に来ていたがどれもかすり傷だったから治癒はせず消毒のみで終わらせてたんだ。今回のこの子に反転術式を使ったのは初めてだ。もしかしたら身体が少し驚いてるのかもな。」

五「…そっかぁ」


そう言いながら硝子は栄養剤と脱水症状予防の点滴パックを付け替えた。


ぼけーっと一連の動作を眺めて医務室を出ていった硝子の後ろ姿を眺めていると握っていた手がピクっと動いた。


五「A!?A?起きて、」


肩をポンポン叩きながら名前を呼ぶ。自然に手に力も入った。


五「A、」

『ん、』


ゆっくり、ずっと閉じていた目が開かれた。


『さ、とる…?ど、した、の?』

五「どうしたのってオマエ、覚えてないの?」

『なに、』

五「帳から出てきたと思ったら出血多量で倒れたって伊地知が死にそうな顔して硝子の所まで百を運んだんだぞ。」

『そう、だったんだ、』


焦点の合ってない目でゆらゆらと僕を見ている。


五「硝子呼んでくるから、大人しくしてて。」


まぁ動けないだろうけど。


五「硝子〜、A起きたー!」


廊下に出て叫ぶと隣の部屋から硝子が出てきた。
すぐさまAの貧血具合を確認して傷口も見ていた。その後触診して内臓がちゃんと戻っているのかも確認した。


家「傷は残ってないけど出血多量で貧血。それから怪我での発熱。治るまで絶対安静。いいね?」


Aはそれを聞いてコクコクと首を振ってる。


家「五条、」

五「なに?」

家「盛るの禁止。」

五「はぁ?!病み上がり相手に盛んねぇよ!」


言うだけ言って医務室を出ていった。何だ、あいつ。僕の事なんだと思ってんの。



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華渚(プロフ) - あやさん» うわーーーーん!!いつかできることを願ってます!(泣) (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 占ツク内検索の検索設定、やっと見つけました! でも…コンテンツフィルダリングは「行わない」になっていました。最後の砦が…(号泣) 私だけ入れない帳が降りているとしか考えられません(ToT) 色々と可能性を考えて下さりありがとうございましたm(__)m (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» 作品を検索する時にワードを入れるところの下にあります! (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 「ページ/検索に表示」はONになっています。占ツク内検索の検索設定はどこにありますか? (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» ページ/検索に表示ってONになってますか?後は占ツク内検索の検索設定でコンテンツフィルダリング行わないにするくらいしか思いつかないです……。ごめんなさい(泣) (2021年7月23日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華渚 | 作成日時:2020年10月28日 21時

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