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翌朝、目が覚めたらお互い服も下着ですら身に纏っておらず、私の記憶自体曖昧で、何回したっけ?状態だが腰が今まで以上に痛くておそらく私が気を失ってからもしてたんだろうな。
五「んっ、」
朝日を浴びてキラキラ光る銀髪に指を通していると悟が目を覚ました。
『おはよ、』
五「…ん''、おはよう…」
私を抱き締めて顔を額に近付け、キスを。
『悟はキス好きだね。』
五「Aとする事ならなんだって好きだよ。」
ちゅ、ちゅ、と顔にキスを落とされる。
『ん、へんなの、』
五「腰、痛くない?」
『ちょっと、』
五「ん、ごめんね?」
全然悪びれる様子もなく私の唇を啄む様なキスをして謝った。
『…んっ、いーよ。』
五「身体にも、僕のだよって印いっぱいつけたから皆に見せていいよ。」
『なに馬鹿なこといってんの。』
私も額にキスをして、ベッドから立ち上がった。
『今日、悟仕事でしょ?』
五「あ''〜〜、うん。」
『お弁当、作ってあげよっか?』
五「え!?!?いいの!?」
『うん。いいよ。』
五「やったぁ〜」
いぇいいぇいといつもの調子の悟を見て少し安心した。
昨日は、なんか私を抱いてる時もずっと辛そうでどれだけ私が名前を呼んでも冷たく何。って言われるだけで、あんまり優しくなかった気がした。
『じゃあ作ってくるからもう少し寝てて。』
悟の家に置きっぱにしている下着を身につけ適当に服を拝借して洗面所に向かうと悟も着いてきた。
『寝てなよ。』
五「やだ。Aといる。」
歯磨きする私を後ろから抱き締めている。顔が肩に押し付けられていてどんな顔してるのか分からない。
『ん、』
悟を振りほどいて顔も洗ってキッチンへ行くとずっと後ろを着いてくる。
『どうしたの、あまえんぼ?』
五「違うよ。」
ずっと私の着ている(悟の)服の裾を握って後ろをトコトコ着いてくる。大きい子供みたいで可愛らしい。
『もー、』
なによ、と振り向くと眉を下げて申し訳なさそうな顔。
『どうしたの、そんな顔。珍しい。』
心配になって頬を包むように顔を触る。
『ほんと、どうしたの?』
私の手をすり抜け私の肩に倒れ込むように抱き締められた。行き場を失った私の手はとりあえず悟の首の後ろに回した。
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華渚(プロフ) - あやさん» うわーーーーん!!いつかできることを願ってます!(泣) (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 占ツク内検索の検索設定、やっと見つけました! でも…コンテンツフィルダリングは「行わない」になっていました。最後の砦が…(号泣) 私だけ入れない帳が降りているとしか考えられません(ToT) 色々と可能性を考えて下さりありがとうございましたm(__)m (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» 作品を検索する時にワードを入れるところの下にあります! (2021年7月23日 20時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 「ページ/検索に表示」はONになっています。占ツク内検索の検索設定はどこにありますか? (2021年7月23日 20時) (レス) id: 7f35e3342c (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - あやさん» ページ/検索に表示ってONになってますか?後は占ツク内検索の検索設定でコンテンツフィルダリング行わないにするくらいしか思いつかないです……。ごめんなさい(泣) (2021年7月23日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年10月28日 21時