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片道2時間かけて目的の呪霊の所まで行き、帳を降ろした瞬間【赫】で木っ端微塵にして終わらせた。


五「はい、終わり。早く帰ろう。」


Aが心配だ。早く帰りたい。


五「伊地知もっと飛ばして。」

伊「こ、これ以上は無理です!!法定速度10キロもオーバーしてるんです!!」


東京へ着いた頃にはもう夜もすっかり深けて飲兵衛達が街を歩く時間帯になってしまった。

予定時間より30分早く家に着けた。


五「おつかれ、おやすみ。」


無理をしてくれた伊地知に声をかけて急いで家に帰る。オートロック式の玄関を開けて乱雑に靴を脱ぎながら目隠しを下ろして部屋を見ると廊下とリビングを隔てる扉が開けっ放しになっていてリビングがよく見えた。


五「たっだい、」


ピリピリと洗練された呪力を感じてそちらに目をやった。するとリビングとベランダの間に座り込んでタバコを吸ってるAがみえた。


五「ま、?」


Aってタバコなんか吸ってたっけ、いやそんなことよりもう10月で寒いのにそんな格好で、いやそれより先におつかれさまって言うべき?なにかフォローしてやれる言葉は、というかその呪力の練り上げは、とごちゃごちゃ考えてる間に座り込んでたAが持ってるタバコを取り上げた。


五「こら。こんな体に悪いの吸ったらダメじゃん。」

『…ソレ、悟の寝室の机から取ったやつだよ。悟偶に吸うよね。私とシた後私が寝てからでもむしゃくしゃが収まんない時とか特に。』

五「…バレてたか。」

『まぁね。』


寝てると思ってベッドから抜け出して吸ってた筈なんだけどなぁ。


五「……ケータイ灰皿持つくらい吸ってたんだ?」

『……昔ね。』

五「不良じゃん。」

『あはは、でも大学生なってたからセーフだよ。』

五「アウトですぅ」

『でも今は成人してるからセーフ。』


もう一本吸おうと取り出そうとするAの手を握ってとめた。


五「やめときなよ。」

『どうして?』

五「いや、何となく。」

『えぇ、』

五「髪の毛乾かしてないじゃん。風邪ひくよ?」


すっかり冷たくなった手を温めてやりたくてリビングへ引き込んだ。




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華渚(プロフ) - i☆Risさん» いえいえ!こちらこそです!応援ありがとうございます! (2020年11月17日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます☆彡 (2020年11月17日 4時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - i☆Risさん» 読んでくれてありがとうございます!3の最後の話に行き方書いてるので是非そちらを参考にしてみてください!知恵袋見ながら書いたので、私の説明で分かりにくかったらそちら参考にしてみてください! (2020年11月16日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - はじめまして!!こちらの小説にはまって一気に読んでしまいました!五条先生大好きです(゜∇^d)!!質問何ですがどうしても裏のいきかたが分かりませんすみません教えて頂けますか?よろしくお願いいたします! (2020年11月16日 17時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - もも汰さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります!本当にありがとうございます!! (2020年11月16日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月3日 8時

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