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『さとるだ、』
五「そうだよ。」
まぁいくら抱きたいと言っても隣に恵いるしそんなことしないけどさ。
ただ弱ったAをいつもと違う場所で抱いてみたいなとは思うけどさ。
五「ほら食べな。」
『うん、』
触れたら止まんなくなりそうだから触れることはせず、Aの好きなみかんゼリーと付属のスプーンを開けて渡してやると赤く染まった頬にぼーっとした顔しながら受け取り黙々と口へ運んでいく。
五「おいし?」
『ん、』
僕を見て少し微笑みながらこくん、と頷く。熱で頭ぼーっとしてんのか僕のこと名前で呼んでる。てか昼間言ってた名前で呼ばず1ヶ月お触り禁止とか本当なのかな?そんなの僕死んじゃうけど。
まぁあの場でああ言ってても実行させなきゃいい話だけどね。
五「ねーねー、A。」
『ん?』
五「昼間言ってたのさ、ホントにするの?」
『ひるま?』
五「1ヶ月お触り禁止」
『あぁ。うん。』
五「ほんとにするの?」
『……だって、悟が悪いもん。』
五「えー。どうしてよ。あれはAが宿儺の残穢付けて来たのが悪いんだよ。」
『そうだけど、悠二を理由にしたじゃん。』
恵に聞かれたくないのか少し小声で話している。恵は僕らに背を向けてスースー寝息立てて寝てる。
五「でもそのお陰で中イk『ちょっと!』なにさ。」
『だめだよ。』
ゼリーを完食したAがシーっと唇に指を当てて恵を見てる。
五「いいじゃん。寝てんだし。」
『寝ててもダメ。』
あ、そうだ。いい事思いついた。
五「ねぇ、A?さっきの1ヶ月お触り禁止ってやつさ、別にしてもいいけど、Aが先に触れてきたらその時点で無しね。」
『…え?ちょ、』
張ってた無限を解いてAの手からゼリーのゴミを取るため、ぐっと身体を近くに寄せた。
五「おっけー?」
『……わかった、いいよ。』
未だコソコソ話すAを見て目隠しを下ろした。それからAの手に収まってるゴミをとり、顔を耳元に寄せた。
五「いい子。」
情事の時に囁く様なそんな声で言ってやると赤かった頬を更に赤くさせて僕の顔をぐいーっと押し戻した。
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華渚(プロフ) - i☆Risさん» いえいえ!こちらこそです!応援ありがとうございます! (2020年11月17日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます☆彡 (2020年11月17日 4時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - i☆Risさん» 読んでくれてありがとうございます!3の最後の話に行き方書いてるので是非そちらを参考にしてみてください!知恵袋見ながら書いたので、私の説明で分かりにくかったらそちら参考にしてみてください! (2020年11月16日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - はじめまして!!こちらの小説にはまって一気に読んでしまいました!五条先生大好きです(゜∇^d)!!質問何ですがどうしても裏のいきかたが分かりませんすみません教えて頂けますか?よろしくお願いいたします! (2020年11月16日 17時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - もも汰さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります!本当にありがとうございます!! (2020年11月16日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月3日 8時