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それからはずっと走って、攻撃が来そうなら棘が止めて私・恵・加茂くんが交互で攻撃して足止めをしてまた走って逃げる。


『はぁ、死にそう…』

伏「洒落にならないこと言わないでください。」

『走るの苦手なんだよなぁ、』

伏「大丈夫ですか、狗巻先輩。」

棘「しゃけ」


と喉痛い時にシュってするやつの液を一気飲みしてる。え、不味そう。


加「来るぞ!」


特級が枝の塊の様なものを飛ばす。


棘「【止まれ】」


棘の呪言で呪霊共々止まる。そのうちに加茂くんが攻撃して呪霊の頭に傷を付けた。


『え、シンプルにすご、』

伏「!」

『え、どうしたの。』

伏「なんでもないです。」

加「急げ。どうせすぐ治してくる。」

『……そろそろ私も回復してきた。』

伏「わかりました。」


走るだけに専念していたためか、呪力が少し、回復した。


棘「…ゴホ」


今の均衡がいつ崩れるのか分からない。早く帳の外へ出て学長達と合流したい。それが出来なくても悠二に会えればなんとかなる。最低でも真希。体術はそれなりに出来ると言っても遠隔攻撃に優れている私達に圧倒的に足りてないポテンシャルの補給が欲しい。

御堂の中を走り抜けやっと外へ出れた。


『【鵺】』


恵もずっと外を回らせていた鵺と合流していた。
私は呪霊が窓から出てきた瞬間、頭上から【鵺】に帯電させた羽を当てる。


『戻れ、』


この呪力量で式神を出し続けるのは私に取っては命取りだ。せめて、あの呪霊の影を踏めれば、


伏「狗巻先輩が止めてくれる。ビビらず行け。」


それを聞いた恵の【鵺】が呪霊に向かっていく。


『っ、棘!』


私の隣にいた棘が膝を着くのと、【鵺】の羽が貫かれるのが同時だった。


『、』


一瞬できた私達の隙に呪霊が加茂くんを先程の枝の塊で叩く。


伏「生きてますか!加茂さん!!」


すぐさま恵が救出し、自分の後ろに寝かせた。
式神を呼ぼうとする恵の肩をポン、と棘が叩いた。


棘「高菜。」

『まって、』

伏「それ以上は、」

棘「【ぶっとべ】」


呪霊を吹き飛ばしたのと同時に喉から血を吐いて倒れてしまった。


『棘っ、』

伏「俺はあっちに行きます。Aさんは加茂さんと狗巻先輩を安全な所に。」

『わかった。』


あちらには真希の気配。少し離れても大丈夫。


『【鵺】【玉犬】』



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華渚(プロフ) - i☆Risさん» いえいえ!こちらこそです!応援ありがとうございます! (2020年11月17日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます☆彡 (2020年11月17日 4時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - i☆Risさん» 読んでくれてありがとうございます!3の最後の話に行き方書いてるので是非そちらを参考にしてみてください!知恵袋見ながら書いたので、私の説明で分かりにくかったらそちら参考にしてみてください! (2020年11月16日 17時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - はじめまして!!こちらの小説にはまって一気に読んでしまいました!五条先生大好きです(゜∇^d)!!質問何ですがどうしても裏のいきかたが分かりませんすみません教えて頂けますか?よろしくお願いいたします! (2020年11月16日 17時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - もも汰さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!更新頑張ります!本当にありがとうございます!! (2020年11月16日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月3日 8時

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