＃TWICEの真ん中２

かわいい妹 ページ19

？side







《もしもし？(笑)》



「…オンニ、」




いつだってそうだった。


プデュ参加前はもちろん、収録前、練習中、色んな場面でいつも決まってオンニに電話してた。


忙しいはずなのにすぐに電話に出てくれて、出られなかった時も必ず折り返して連絡をくれた。




《どうしたの〜(笑)ソミらしくないね？(笑)》



その声に安心して、いつまでもオンニに頼ってしまうんだよ。









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You side







朝、ひっそり宿舎を出て、今日も練習室へ。



適当に音楽をかけて自由に踊ってた時、突然携帯が音を鳴らした。



携帯を覗いてみると、“ 소미 “ の文字。


なんで電話して来たんかなんか大体予想できる(笑)







電話に出てみると、





《…オンニ、》





……予想通り(笑)







「どうしたの〜(笑)ソミらしくないね？(笑)」







どうしたかなんか分かってるけど







《オンニ……私大丈夫かな、？》


「それはプデュの事でいいんだよね？」






今日は4月1日。produce101の最終回が生放送される日。


正直、来るかな〜とは思ってた(笑)






「…ソミヤ、ソミが自信なくしてどうするの」


《…え？》



「そりゃ、不安だってあると思うよ？ていうか、あって当たり前。けどね、そのままじゃダメだよ。ここまで応援してくれた沢山の方たちに見せなきゃいけないのは、そんな姿じゃないでしょ？」


「自信持って、ソミはソミらしくしてればいいんだよ」






私やってそうだったから。


練習生期間なんか1年にも満たんくて、ほぼ初対面の子達とサバイバルしたんやで？



不安しかなかったよ最初は。







けど、ソミなら大丈夫。



大丈夫なんて無責任な言葉、そんな好きちゃうんやけど、使うべきではないんやろうけど、






「ソミなら大丈夫」






これだけは、結構自信持って言える。





《オンニ、》




「余計なこと考えなくていいの！いい？リラックス！プリンでも食べて、1回プデュのことなんて忘れな！….ソミを待ってくれてる人は沢山いるから。じゃ！ソミヤファイティン！サランへ〜」




ガチャ＿＿＿









あの子はいっつも考えすぎやの。


ちっさいくせして、無駄に大人やねんから。









ステージで待ってるよ、ソミヤ！








ファイティン。

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