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#35 ページ35
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「私、やっぱり邪魔やんな」
突然のことで状況が把握できひん、、
邪魔？
そんなわけないやん、、
そんなわけないって言いたいのに口が開かへん。
「はっきり言うてくれやな分からへんよ。流星くん
は優しいから言えへんだけで、ほんまは邪魔やって
思ってるよね？」
次から次へと言葉が並べられる。
ついていかれへん。
「今ならまだ、、まだ、、私もまだ、、」
まだ？、、まだ、なに？
「、、、離れられる、今やったらまだ！！！」
泣きながら必死に訴えるA。
そんなAを抱きしめる事も慰める事も涙を拭ってやる事もしてやれへん俺は無力。
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作者名：ず | 作成日時：2017年3月16日 2時
