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9.ご対面 ページ9
試合を終えたら、いつもは後に入るシャワーに一目散に向かった。
中田さんからは「おい、卓。俺先に入るぞ。」と言われたから10分くださいと行ってシャワーに先に入った。
後で殴らせろよ、といわれたのは聞かなかった振りをした。
すぐにシャワーを済ませ私服に着替えた。
「検討を祈る」
と俺にヒラヒラと手を振った、鍵谷はいつもより男らしく見えた。
職員の山さんに案内されたのは会議室で、
「こちらにお連れしました。」
と言ってくれた。
「ワガママ行ってすみませんでした。」
「何言ってるんですか。いつも中島さんの味方ですから。」
本当にいい人だ。
会議室の扉を開けると、お目当ての彼女はいた。
「Aさん・・・?」
「あ、」
振り返った彼女は想像よりも愛らしい姿だった。
「突然お呼び立てしてしまいすみません。」
そう言って目を合わすと
「いえ、あの、えっと」
恥ずかしそうに耳まで赤くしていた。
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作者名:ずゅん | 作成日時:2017年9月9日 0時