検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:148,629 hit

22.寝起き ページ22

んん〜。

目を開けるとふかふかな布団だった。
そして卓がいた。



「・・・何見とる。」

うっすらと瞳を開けて目があった。


「ごめん、わたし車から寝ちゃってたんだね。」

「A重かった〜。」

「そうやって、人が気にしてること言わないでくださーい。」



ベッドの中でぐるっと方向転換をして卓に背中を向ける。

するとするすると手がお腹に回ってきて、ガッチリホールドされてしまった。



「全然気にならんって。むしろ痩せてる方やと思うけど。」

「どっちなのさ〜!もう〜!」



私のうなじに唇を寄せて話すから少しくすぐったくて、ドキッとした。


「A、飯作って。Aの飯食いたい。」

「え、いいけど、今日何時から?」

「ナイターやから昼にはもう出る。」

「そっか、わかったよ。」



卓のお家に泊まったのは片手で数えられるくらいだし、ご飯を作ったのも2回くらいしかないけど、食べたいと行ってくれるのが嬉しかった。






布団を出てビックリした。

「え・・・」


どうして気づいてなかったのか分からなかった。




「あー、昨日、襲おうと思ってやめたんだった。忘れてた。」

「ええええええええええ!!!!」



完全に下着にキャミソールだけでした。


卓の変態野郎め!!!

23.思わず→←21.先輩の背中



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
367人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ずゅん | 作成日時:2017年9月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。