【銀魂】人生初期化されました。【沖田総悟】

15.怪力 ページ15

え、私今沖田さんに抱きしめられてるんですけど…


しかも私のビールまで飲んで…てか、あれ？沖田さんって未成年じゃ…


頭が真っ白だ…まだ沖田さんは離してくれないまま神楽ちゃんと言い争っている。


A｢あ、あのーそろそろ離して頂けないでしょうか…｣


と沖田さんに言った時。


どーん！！！
っと大きな爆発音が聞こえてきた。


皆が悲鳴をあげて逃げている。


(沖田)｢ちっ、まったくいいところだったってのになんなんでぃ｣


(神楽)｢せっかくのお祭りが台無しヨ！！｣


と言うと沖田さんと神楽ちゃんは煙が上がる方へと走って行ってしまった。


(新八)｢Aさん！危ないので逃げていて下さい！僕はちょっと銀さんたちの様子を見に行ってきます！｣


そう言うと新八も走って行ってしまった。


A｢あ！新八くん！！｣


1人にされてしまった…心細い…


ん？どっからか泣き声が聞こえる…子供の声だ


辺りを見渡すと5歳くらいの男の子が転んで泣いていた。


A｢どうしたの？大丈夫？お母さんは？｣


(子供)｢は、はぐれちゃったのーうわぁぁぁん｣


A｢大丈夫！お姉ちゃんが見つけてあげるからね｣


と話をしていた時どっからか、からくりの残骸がAと男の子の上に飛んできた。


危ない！！！


咄嗟に男の子を庇う為に前へでてからくりの残骸を止めるように腕を前に出した。


怖くて目をつぶってしまったが一向に衝撃がこない。


恐る恐る目を開けると…


Aはからくりの残骸を持ち上げていたのだ！


不思議な力が湧いてきてそのままからくりを横に投げて男の子を連れて走った。


町の方まで走って行くと男の子を探していたお母さんと合流できて男の子も無事引き渡すことが出来た。

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