40【来る。】 ページ42
Aside
「前もそうだった。」
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「ハァ、」
?「ケヒッ、キヒヒ、アハハハハハハハハ!」
モブ「宿儺だ!宿儺がいるぞ!」
モブ「キャー!」
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「孤児院を追い出された後から、ずっと、」
「きっと私を狙い、此処まで着いて来たんだ。」
太宰「其れは何時の話?」
「ええっと、昨日」
国木田「確かに3週間前から、こっちに集中して来ているな」
国木田「其れに、昨日も、アイツの目撃情報もある。」
太宰「んー、Aちゃんこれからヒマァ?」
え、
「ええっと、」
何かメッチャ嫌な予感が、
太宰「君が人喰い宿儺に狙われているのならば好都合だ、」
「えーー」
太宰「宿儺探しを手伝ってくれ給え。((ニコ〜」
そんな笑顔で云われても、
「嫌ですよ!絶対に!」
太宰「国木田くんは社に戻って、このメモをsy国木田「社長にだな。判った。」
太宰「あ、うん。」
国木田「と云っても、二人だけで捕まえるのか?」
国木田「もっと情報を、」
太宰「いいから、」
国木田「ハァ、」
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「太宰さん、本当に此処にアイツが来るんですか?」
太宰「現れれるさ。」
「は、はあ」
太宰「現れたとしても私の敵ではない。」
太宰「探偵社の一員だからね。」
「そう、ですか。」
太宰「さて、そろそろかな?」
ガシャン
え、?
「きっと、アイツだ、アイツだ、!」
太宰「否、風で何か落ちたんだろう。」
「アイツだ!宿儺だ!私を殺.しに来たんだ!!」
太宰「落ち着き給え。宿儺はあんな所からこない。」
「如何してそんなことが判るんですかッ!」
太宰「そもそも変なのだよ。」
「え?」
太宰「経営が傾いたからって、そんな理由で養護施設が児童を
追放するかい?大昔じゃあないんだ。否、もし経営が傾いたのなら一人、
二人と追放した所で如何にもならない。半分くらい減らして、
他所の施設に移すのが本当だ。」
「?何を?」
太宰「君が此処に来たのは3週間前。目撃情報も3週間前。
そして毎日のように、人が殺.されてる。」
太宰「国木田くんが云っていたろう。武装探偵社は、異能
を持つ輩いだと。」
ドクン、
太宰「余り知られてはいないが、この世には異能力を持つ者が
少なからずいる。そしてその力で成功する者もいれば
力を制御出来ずに、身を滅ぼす者もいる。」
「ッぐあ"ぅフーフーはぁあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
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作者名:林檎 | 作成日時:2021年7月27日 10時