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12【おやすみ】 ページ15
敦side
時計を見たら、針が9時になっていた。
「もうこんな時間だ。」
A「本当だ! 戻ろうか」
「うん、そうだね」
A「ねえ、敦くん。」
急にAちゃんがこちらを向いて来たので、吃驚して、
「な、なに、どうしたの?((ゴクり」
A「彼方までキョーソーしよッ!((キラキラ!」
「え、あ、ちょ、待って、ってAちゃん!?」
僕がちょっと待ってと云おうとしたら
A「((ピューン!」
と、猛スピードで走っていた。
「ふふっ、本当Aちゃんって面白いなあ。」
そう云いながら、僕も必死に追いかけた。
「や、やっと追いついた。」
A「あ、敦くん!すごーい!私に追いついた人なんて居ないのに((キラキラ!」
「Aちゃんが、早すぎるんだよッ!」
A「え〜、だってキョーソーなんだもん」
「うぐッ」
正論を云われてしまったら僕は何にも言い返せない
そんなことを考えていると、
A「ぷっ、あはははw敦くんってば面白い反応ばかりするな〜w」
「た、確かに何だ''うぐッ''って。何云ってんだろw」
そんなことを云いながらずっと僕たちは笑っていた。
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作者名：林檎 | 作成日時：2021年7月27日 10時
