【HQ】関西の冷たい少女 ３

貴方「冷たい 109」角名「最近指スマにハマってんだー」貴方「…今なんですね」 ページ20

貴方side



えっと、とりあえず第3体育館には着いたんやけど…

当たり前なんやけど練習中でちょっと話しかけづらい状況なんだよねぇ……。









貴方「(いやでも、このままここに居てもアレやしな…)」









声、かける？

えー、でも練習中だよ？迷惑やないかな…




体育館の入口付近でどうしようか考えていたら









木兎「稲荷崎のマネちゃん！！！」









と、木兎さんが叫んだ。


その声に私はビクッ！と驚いた


い、いきなり大声出さられるとビビる……
いや、まぁしゃーないかもしれんけど…









木兎「そこで何してんのー？」


貴方「あ、えっと…」


木兎「！分かった！！俺の練習姿見たいんだろ！！」


貴方「！す、すごい、なんで分かったんですか…！？」


木兎「え？だって俺だし！！」


「意味が分からない…」









と、メガネをかけたタッパのある人が木兎さんに向かって何だこの人みたいな顔で言った。



この人、確か烏野にいた人やな…








木兎「見てけ見てけー！」


貴方「あ、でも、ただ見せてもらうのは流石に申し訳ないのでボール出しやらして下さい」


木兎「え、お前がトスとかスパイク打つの？」


「流石にそりゃねぇだろwチャンスボールを出すとかだろ？」









と、特徴的な頭の人が笑いながら言った。

この人は確か音駒高校の人…
ブロックがすごく上手かった人や…
この人も一緒に練習してたとは…今日いい日過ぎんか？









貴方「あ、はい。こう、フワッと手上げで…」


木兎「なるほどな！！それは助かる！！」









と、木兎さんは笑顔で言い、「よっしゃー！続きやろーぜ！！」と叫んだ。

試合とかでプレーの姿見てたけど、練習姿をこんな間近で見れるのはレアや。


そう思うと何だかソワソワしだした。
やっと憧れの人の練習が見れる。もうバレーはやってないけど、色んなプレースタイルを盗もうと思う。

角名「冷たい 110」治「もう110なんやなぁ、凄いな」→←侑「冷たい 108！！」貴方「侑先輩って禿げてもモテるんやろか…」

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