J事務所の女の子です2 (ページ20)

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事故？わざと？ページ20

『……ねぇ、』
廉「…ごめん」
『や、どういうk』
廉「忘れてや」
『っちょっ！！』

私の話も聞かずに楽屋に行ってしまった廉。

あの時廉…。

夢、じゃないよね…。

私、確かに廉に、キ、スされた……？？

何で？どうして？いきなり。
何が何だかわからなくなって、モヤモヤしたまま楽屋に戻る。

いや。

気まずい。

とてつもなく、気まずい。

皆撮影場所だから、楽屋には2人のみ。

スマホをいじったり、うろうろしたり、お茶を飲んでみたりしてるけど。(分かりやすいかよ)

外出た方がいいかな、なんて思ってると、廉が話しかけてきた。

廉「ほんまに、ごめん」
『……あの、ただびっくりしたってか…』
廉「取り返しのつかない事した」
『や、別に、事故じゃん？きっと！そんな顔しないでよ！！』
廉「事故？？」
『だからー！！ちょっと目つぶったら当たっちゃった的なぁ？！？」

無理があるだろ流石に。

廉「おま、事故だと思ってるん？」

え。

廉「事故ちゃうで？俺がしたかったからしたんや」

え。

『それって、ちょ、どういう…』

廉「あぁーー！もう！何で分からんねん！」

廉「Aが好きやねん」