J事務所の女の子です

1日目〜岸優太〜 ページ36

あの、不安しか無い企画を言い渡された昨日。


今日から6日間、私はメンバーと同棲？？する。







(何かジャニーズなのに同棲とか、自分が使うと思ってなかった)






トップバッターは優太。



順番は選んで良いってなったんだけど、別に誰でも良かったからメンバー達に決めてもらった。



の結果、1番じゃんけんが弱い岸君。






他のメンバーにトップバッターは印象が薄れるから絶対嫌！と言われ、1番になってしまったらしい。




随分可哀想(笑)。





優「ここかぁ〜随分デカくねぇ？」
『凄いね……』


立派なテラスがついたお家。普通に住みたいんですけど。

優「よし！！……夜ご飯でも作る？」
『だね。お腹空いたぁぁ』
優「マジ？！じゃあ、この俺が！優太スペシャルを作ってやるよ！！」
『ネーミングセンスね(笑)』







お揃いのエプロンを着けて、キッチンに立った私達。実は私……料理が出来ない。




『………え、包丁怖いんですけど？！』
優「怖くねぇから！！大丈夫大丈夫！！」
『どーやって持つの？！？！』
優「落ち着けって！！」




しょーがねぇなぁって言いながら、後ろから私の手ごと包丁を握る。







待って待って。


何でよ私らしくない。


どうしてこんなにドキドキしてるの。





相手はあの優太だよ？！((失礼






なのに、心臓のうるささは止まってくれなくて。







握られた所が徐々に熱くなっていくのが分かる。






優「………って聞いてる？！」
『あ、ごめんごめん。なんだっけ？』
優「おいマジかよー！！……もしかして、ドキドキしてた？？(笑)」
『！！し、してないし？！』
優「おま、わっかりやすいな！！(笑)」
『本当にしてないから！』
優「あーー、俺早くも優勝候補だね、これじゃあ」
『……刺すよ？？』
優「とか言って！顔赤いぞ？？」









でも、本当に何で。









こんなのが後5人も控えてるなんて、もたないよ…。

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