J事務所の女の子です (ページ29)

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本当の気持ちページ29

『……悔しくて、悲しくて。でも、1番嫌なのは、それに何も言えなかった私。図星じゃんって、中途半端じゃんって。事実じゃない事言われたって仕方ない位、何も出来てない』

海「そんな事ないのに！！」
勇「ダンスも歌も人一倍頑張ってんじゃん」
廉「そんな事気にすんなや！！！」

紫「本当は？？？そんな事思ってないやろ」
玄「ほんとだよ。ちゃんと話して？」

何でもお見通しなんだなぁ。
この2人は。

『ずっと思ってた。私は、今まで人よりも何十倍、何百倍って努力してきて。でも、女子ってだけで何十倍、何百倍楽してるって思われて』

やめたいって思った事も沢山ある。

何でここにいるのって分からない時もある。

普通の子が、羨ましいって思う事もある。

『………皆の事、嫌いだったときだって、ある』

でも、その度に。

やっぱりやめちゃダメだって。

ここで終わったら、私ホントに、何も残せてないって。

『だからね、必死に努力してるの』
紫「…うん。分かるよ」

『でも、皆は、私がいない方が、もっと前に行けるんじゃないかって思う時も…ある』

皆は、私にはキラキラしすぎてるから。

次元が、違うのかなって。

『………かな』

優「そんな事思ってたんだ…」
『やっぱね、気違うでしょ？？』

廉「………アホ」
海「ちょっと廉」
廉「そんなんなぁ！考えてるだけ無駄やねん！」
『……へ？？』

廉「俺らがどんだけAの事好きやと思う？！」
勇「そーだよ！！逆に俺らだって、Aの事羨ましいとか思う事沢山あるしな！！」

紫「俺らは、7人でKing&Princeだから。そんな事言うな」
玄「差なんてあんの当たり前じゃん。でも、それを感じさせない位Aは頑張ってるし、輝いてる」
優「逆に俺の事もう抜かしてるべよ！！」
勇「それはもっと頑張って(笑)」

何でだろう。
心が嘘みたいに軽くなって。

『皆……ありがと』
廉「……おま、かわいいなぁぁぁ！！！」
海「さ、戻ろ！！皆心配してるよ！！」
玄「今日、岸君奢りでご飯行こ」
優「うぇ？！また俺なの？！？！」

紫耀を見たら、紫耀も私の事を見てた。

紫「俺らに頼られとけよ」
『……かっこつけないで(笑)』
紫「バレたか(笑)」

皆、ありがとうね。