決壊 ページ35
トーナメントですが、緑谷とバトらせたい！でも心操くんが…ああ上手く組めない！ということなので夢小説マジックということで細かいとこ気にしないでくださると嬉しいです(^^;
「お、やっと来た」
「ごめん、ちょっと先生に捕まってた」
「なにそれ、ウケる」
「硝子さ、リカバリーガールのところいなくていいの？」
「見て来いって。あーあ、そんな歳じゃないのにね」
「そんな歳だよ」
最初の対戦は緑谷と、普通科、心操人使だった。
緑谷はともかく、どこか見た事あるような、無いような心操に八雲と家入は少しモヤモヤした。
『成績の割には、なァんだその顔！ヒーロー科、緑谷出久ゥ！』
『バァァサスッ！ごめん！まだ目立つ活躍なァし！普通科、心操人使ィィ！』
「え、普通科なの、あの人」
「あー、通りで、」
見たことある訳だ。
モヤモヤの正体は発覚したが、どうも気が晴れなかった八雲は気分転換に、と席を立った。
「なんか飲み物買ってくる、私」
「コーヒーよろ」
「はいはい」
一旦席を離れると先ほどの賑わいが嘘のように静まっていた。八雲の自販機へと向かう足音が響く。
個人戦は一対一のバトル方式だった。
五条と夏油がいつ頃対戦するのか、またはどちらかが負けて結局戦わないことになるかもしれない。
それは無いか、と八雲が自分の甘い考えに笑った時、声をかけられた。
「ーーーーあの、」
「っ、」
八雲は勢いよく振り返った。気配をまるで感じなかった。
前線に出ていた頃からかなり時は経った。だが、まさかここの人に背後を取られるとは。八雲は無意識のうちに拳を握りしめていた。
「五条……さん、の、お知り合いっすか」
この人は、きっと、昔の悟を、知っている。
ーー「悟はさ、教え子に会いに行かないの？」
ーー「アイツらの中で傑はただの極悪人だ。犯罪者だ。そんなの、許せる訳ねーだろ」
この人は、この人達は、きっと五条の言っていたアイツらだと、優秀な頭を持つ八雲は気づいてしまった。
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あお - 間の開け方とか言葉選びとかすごい良かったです！！ (2022年8月28日 20時) (
レス) @page18 id: c1da01ed72 (このIDを非表示/違反報告)
トマトまと(プロフ) - 呪術師側のイカれ具合とか、ヒーローに対する嫌悪とか、全て大好きです。 (2022年1月2日 15時) (レス) @page50 id: 1d9d2ab89b (このIDを非表示/違反報告)
あかし - あくまで私個人の感想です。書き方やオチ希望してる方がいますがこれは作者様の作品です。書き方も展開も終わり方も全て作者様の自由です。私はこのままの作品が好きですし、作者様の自由にして下さい。言葉選び、文脈全てが大人で素敵です。これからも応援しています。 (2021年8月7日 14時) (レス) id: 9951821a6a (このIDを非表示/違反報告)
天宮 - 誰が喋っているのか聞いてくれないとわかりません。 (2021年6月28日 8時) (レス) id: 453c097156 (このIDを非表示/違反報告)
天宮 - 誰が喋っているのか聞いてくれないとわかりません。 (2021年6月28日 8時) (レス) id: 453c097156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんだもち | 作成日時：2021年2月11日 11時
