大我とニコ編10 ページ10
大我「おはよう。飛彩くん。」
傷がすっかりふさがっていた。
飛彩「……ああ。」
(なおるのはやすぎだろ…。)
永夢「ほんと、治ってよかったですね。」
ニコ「ほら行くよ！」
強引に大我の腕を引っ張るニコ。
大我「ああ。」
困ったような顔の大我。
だが、嬉しそうだ。
ニコ「ちゃんと考えといてよ。」
永夢「…はい。」
飛彩「………。」
黙ってうなずいた。
２人は行ってしまった。
永夢「…さてと。どうしようか…」
遊園地。
ニコ「大我はやくー。」
大我「…ああ。」
ニコ「どうかしたの？」
大我「え？」
ニコ「なんか、元気ないじゃん。」
大我「そうかな？」
つくり笑いを浮かべた。
ニコ「うん。」
言うつもりは無かったが、ニコの真っ直ぐな瞳を見ていると、言わざるをえなかった。
大我「…ニコちゃんはどうしてこうなってしまった俺と普通に接してくれるの？」
ニコ「確かに今の大我はいつもの大我とは違う。でも完全に違うってわけじゃないよ。」
大我「え？」
ニコ「今の大我も大我の一部なんだよ。本当は優しい所とか、人がいいところとか、いつもは内にあるものが外に出てるってだけ。だからもとはあまり変わってないんだよ。まぁ、少しは変わってるけどね。」
大我「ニコちゃん…」
ニコ「気晴らしするって約束だよね？ほら、とことん楽しむよ！」
大我「それもそうだね。」
ニコ「お化け屋敷、行くよ！」
大我はお化け屋敷が苦手らしく、前に相当嫌がっていた。
だが、今なら大丈夫かもしれないと思ったのだ。
大我「おっ、いいねー」
案の定、大我は大丈夫だった。
むしろ楽しんでいた。
大我「ふぅーっ。」
ニコ「割と怖いじゃん…」
前来た時よりもパワーアップしていた。
大我よりニコが怖がっていた。
大我「楽しかったねーニコちゃん。」
一方、大我は笑顔だった。
心から楽しんでいる。
ニコ「だ、だねー！」
大我「次、何乗る？」
大我「(可愛いとこあるな…。)」
ニコはつくり笑いを浮かべた。
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杏奈(仮名) - oneokrock 1233maさん、ありがとうございます！嬉しいです。１日１つは更新しているので、また読みに来てくださるとうれしいです。 (2017年4月2日 15時) (
レス) id: 4c96870d99 (このIDを非表示/違反報告)
oneokrock1233ma(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!!!! (2017年4月2日 13時) (レス) id: f7d10169eb (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(仮名) - アドバイスありがとうございます！後々違うところになおしてあげたいと思います。 (2017年3月31日 18時) (レス) id: 4c96870d99 (このIDを非表示/違反報告)
瑞絋(プロフ) - あともうひとつだけすいません。小説のなかで会話じゃない部分をもう少し具体的にかけばもっと素晴らしくなると思います！頑張ってください！ (2017年3月31日 15時) (レス) id: 6e54a0adb9 (このIDを非表示/違反報告)
瑞絋(プロフ) - おもしろいと思いました！アドバイスとして「」かっこの前の名前を無くして、そのかぎかっこを誰が喋っているかわかるようにすればもっとよくなると思います！ (2017年3月31日 15時) (レス) id: 6e54a0adb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈(仮名) | 作成日時：2017年3月8日 22時
