【仮面ライダーエグゼイド】花家大我の物語

もしも花家大我に彼女ができたら19 ページ35

それはなぜか。

考え事をしていたからだ。

大我の気持ちはこうだ。

付き合ってなんていないけど、そう言ったら梨奈が傷つくかもしれない。

ニコに嘘をつくのも嫌だ。

そんな大我が出したこたえは…？

大我「付き合うもなにもただの知り合いだ。」

思いきって言った。

ニコ「だよね。」

ほっとした。

大我が本当は優しいということを知っているニコは、かまってあげているうちに好きになってしまいそうで怖かったのだ。

強盗「ちっ…」

天井に向かって撃つ犯人。

強盗「俺は本気だ。」

銃口をニコたちに向けつつも目線は大我にいっていた。

黙らせろということらしい。

大我「だまってたら1回だけ一緒にどこか行ってやる。」

梨奈「ほんと？！」

ニコ「私は？ねぇ！」

大我「お前は…」

ドキドキするニコ。

ニコ(私にも何か条件をつけてくれるのかもしれない。)

大我「静かにしないと出入り禁止にするぞ。」

ニコ「え？」

明日那(えーっ？普通そこは俺と付き合う権利をやる、とかでしょ？！)

完全なる女子目線。

大我がそんなこと言うわけがないのに。

梨奈に言った言葉でさえ、めずらしいことなのだから。

飛彩「そもそもお前は誰なんだ。幻夢コーポレーションのゲームのバッジをつけた謎の少女としていつも登場しているが、無免許医といるところ以外のお前は見たことがない。」

明日那「たしかに…」

大我「こいつの言う通りだ。そんなお前を、いつまでもおいておく義理はない。」

ニコ「え、ひどくない？！こいつにはデートの権利で、ペナルティなの？！」

大我「…そうだ。」

永夢「大我さん。」

なぜか怖い顔をしている。

もしも花家大我に彼女ができたら20→←もしも花家大我に彼女ができたら18

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す