もしも花家大我に彼女ができたら15 ページ31
永夢「大我さんも銀行、行くんですね。」
飛彩「無免許のお前にお金などあるのか?」
大我「はっ…だからだよ。」
飛彩「…なんだと。」
大我「普通の病院では診てもらえない患者たちが俺のところにやってくるんだ。大金を持ってな。」
永夢「普通の病院では診てもらえない患者…?」
大我「ああ。いるだろ?いくら多くの病院を転々としても、断られ続けるような病気を持ったやつが。」
飛彩「何をしているのかと思えば…」
明日那「でもそれ、失敗したら大変なことになるんじゃ…」
ニコ「分かってないなぁ。大我はあんたらとは違うの。」
大我「ああ。それに…俺には失うものが無いからな。」
ニコ「……。」
ニコ(やっぱりそう思ってるんだ。私はいなくなったって大我は何も思わない。それどころか、私を失ったっていいってことだよね…?)
永夢「あるじゃないですか。失うもの。」
ニコ(こいつのことだからきっとまたあの女のこと言うんでしょ?!ムカつく!)
永夢「ね?ニコちゃん。」
ニコ「え?」
ニコ「私の気持ち…分かってたんだ。」
その時、大我たちの背後には、謎の影があった。
…梨奈だ。
ずっとつけていたのだ。
大我「…フッ、たしかにそうかもしれないな。」
とても優しい声。
まるで、大我じゃないみたいだった。
ニコ「大我…」
ニコは嬉しかった。
でも、言葉が出てこない。
ニコ「だよね!大我は私の主治医だもんね。」
当たり前の事のように言うことが、精一杯だった。
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杏奈(仮名) - oneokrock 1233maさん、ありがとうございます!嬉しいです。1日1つは更新しているので、また読みに来てくださるとうれしいです。 (2017年4月2日 15時) (レス) id: 4c96870d99 (このIDを非表示/違反報告)
oneokrock1233ma(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!!!! (2017年4月2日 13時) (レス) id: f7d10169eb (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(仮名) - アドバイスありがとうございます!後々違うところになおしてあげたいと思います。 (2017年3月31日 18時) (レス) id: 4c96870d99 (このIDを非表示/違反報告)
瑞絋(プロフ) - あともうひとつだけすいません。小説のなかで会話じゃない部分をもう少し具体的にかけばもっと素晴らしくなると思います!頑張ってください! (2017年3月31日 15時) (レス) id: 6e54a0adb9 (このIDを非表示/違反報告)
瑞絋(プロフ) - おもしろいと思いました!アドバイスとして「」かっこの前の名前を無くして、そのかぎかっこを誰が喋っているかわかるようにすればもっとよくなると思います! (2017年3月31日 15時) (レス) id: 6e54a0adb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏奈(仮名) | 作成日時:2017年3月8日 22時