【仮面ライダーエグゼイド】花家大我の物語

もしも花家大我に彼女ができたら4 ページ20

梨奈「梨奈のこと、名前で呼んで。」

大我はどこか諦めたような顔になった。

大我「……梨奈。」

梨奈「うれしい〜♡」

大我「もういいだろ？」

梨奈「ダーメ♡てゆーかさー今日の梨奈どう？ねー！」

大我「どうって…。」

初めて今日会ったのに分かるわけがない。

梨奈「はやくしないと通報されるよ？」

ボソッと、低い声で言われた。

なかなか腹黒だ…。

梨奈「ねー！大我ぁ。」

甘えるような声に変わった。

大我「……かわいい。」

自分で言っていて、身震いした。

梨奈「やだーもう♡」

周りの目が変わった。

なんというか…微笑ましそうにしている。

女子高生1「なんだーただのリア充か」

女子高生2「うざっ。」

女子高生3「マジで爆発しろー」

なぜか嫌がっている。

大我「じゃあな。」

梨奈「うん！大我、大好きだよ♡」

大我「……。」

大我は、無視して帰った。

梨奈「って、かんじかな？」

省略して、話した。

ニコは呆気にとられていた。

自分が知らないところで、大我にそんな事があっただなんて。

女との関わりなんて、私以外ないと思ってたのに…。

こんな、ザ・女子みたいな子とやり取りを…。

しかも名前で呼んだ？

大我、いまだに私のこと、お前呼びなのに。

ちらりと大我を見ると、嫌そうな顔をしていた。

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