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三天戦争中
春千代は隊長を殺し、
一般の不良たちを殺し続けた。
『…オマエ、道外しすぎなんだよ。春千代。』
『……オマエ、なんの為にここに居るんだよ。』
春「っは!それなら仁海だって!!!」
春「マイキーの兄さんが居ねーならお前生きてる意義ねーだろ!!!」
図星だ。真一郎が居なければ自分の居場所はない、そう思う。
というか真実だろう。
『…知るかよ…気づいたら死んでたんだ。助けようがねーじゃねーか。』
春「お前がもっと早いうちに死んでたら助けられてたじゃねーか!!」
春「死ぬ覚悟無かったやつがうだうだ言ってんじゃねーよ!!!」
春千代の口調はだいぶ変わっている。
自分を制御できる人間がマイキーの他に居なくなり、
マイキーすらも無気力になったからだろうか。
『…ン。』
誠にそのとおりだ。そう思い頷く。
だが、これだけは言いたい。
『自分を傷つけた奴を崇めてるドマゾヤローには言われたくねーな。』
これが人生最大の兄弟喧嘩だ。
春「っ!!テメェ!!!」
春千代は持っていた刀を振り回そうとする。
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作者名:塩ラー | 作成日時:2024年1月5日 10時