今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:610 hit
小|中|大
1 ページ1
ある世界で、ある男はある娘と恋に落ちた。
男は身内の問題を抱えながらも、娘に対し一途に接した。
娘は男に真摯に向き合った。
あるとき、男の弟が死んだ。
そして男は人を殺した。
それで死んだ弟が帰ってくると信じて。
だが何も変わらない。
男はこの話を娘にしても引かれるだけだと感じた。
何も言わずに、去ろう。
男は生きる気力を失くしていた。
心残りだったのはその娘だったが、環境が恵まれているその娘は自分がいなくてもさほど変わらないだろうと思った。
ひどい豪雨の日だった。
橋の上に立ったとき、弟の馴染みの男児が駆け寄ってきた。
ごめんな、___
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:塩ラー | 作成日時:2024年1月5日 10時