祓うんじゃなくて葬るんだよ【呪術廻戦】

十五 ページ17

車の揺れが感じなくなり
目を覚ますとどうやら目的の場所に着いたようだった


車で寝ると首が痛いな…
軽く首を解していると
車のドアが開いた


五「あ、起きた〜？着いたから降りてもらっていい？」



車から降りて改めて建物を見ると
とてもここが東京都は思えないほどの
大きな木造建築物が並んでいる



『あの、ここってなんなんですか』





五「ここは東京都立呪術高等専門学校。君と似たような力を持つ学生が青春を謳歌する場所だよ」



『なんでそんな所に私を？』



五「君にはこれから厳つい学園長に会ってもらいます！」



この人何言ってんだ？
本当に頭いかれてる？
学園長？は？アホなの？


五「すっごい嫌そうな顔してるね〜！それに絶対僕に対して失礼なこと考えていたでしょ！」




『はい』




五「も〜！ひどいな〜！ま、とりあえず行くよ！」


五条さんに腕を掴まれると
一瞬で違う場所に変わった



『え、さっきの場所じゃない』



五「僕のちょっとした力さ、こんな広い面積の校舎を歩くなんてめんどくさいじゃない！ほら、そこの扉を開けたら学園長とご対面だよ」



なんで自分が学園長と対面しなきゃいけないのか
謎だけど、もうでもいいや。
変なことに巻き込まれ済みだし
なるようにしかならないでしょ




扉を開けて中に入るとそこには…





『わぁ〜いかつ』




ヤクザと言う言葉が似合いすぎる男性が
すわって人形を編んでいた

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