祓うんじゃなくて葬るんだよ【呪術廻戦】

一 ページ3

PM15：00





仕事で予定されていた会議が
急遽日時変更された為思いのほか
早く退社することが出来た



まだ仕事中の社員に
『お先に失礼します。お疲れ様です。』
と声をかけ会社をでる。





久しぶりの早期退社
最近はろくに買い物もしてないかは
六本木にでも行って日用品の買い物でもしようか






一通り買い物を済ませ
どこかのカフェにでも入ろうと考えていた









ア「ありゃま…近くの廃ビルにいるねぇ」







これは私にしか聞こえない声






幼少期に書物を漁ってたら
訳の分からないものに取り憑かれてしまった
彼は「葬儀屋」だと言った。
アンダーテイカーと呼ばれるのが好きらしい。
彼に取り憑かれても何も害は無かった
むしろ不思議なくらい仲がいい







『いるって、こんな時間に？』









ア「考えることが出来ないｱｲﾂらに時間なんて
関係無いさ、どうするんだい？」








『近くに行ってみるだけ見てみるか』








せっかく早期退社出来たのにと思わずため息をついてしまった。
まぁ、葬るか葬らないかはその場に着いた時の
気分に任せるとしよう









この判断が迂闊だった
全てが狂った
そこに行かなければ変な男にも
付きまとわれることはなかっただろうに

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