変な男に好かれた【半間修二】

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制服から部屋着に着替え
夜ご飯を作っていた


半間はというとあいつもいつの間にか
買ってきた部屋着に着替え
猫じゃらしでビビと遊んでいた


肉じゃがも作り終わったし
後は魚を焼いてお味噌汁だけか

お味噌汁に入れる具材を切ってると
さっきまでビビと遊んでたはずの半間が
お腹に手を回してきた


『ねぇ、邪魔』



｢肉じゃが美味そうに出来てんじゃん、味噌汁の具なに〜？｣



『あんたって本当に人の話聞かないよね』



離せと言ってもこいつはどうせ
離してくれないんだろ
邪魔してきたら包丁で刺してやる←



なんやかんやで味噌汁も完成し
夜ご飯の準備も終えた


『準備終わったしリビング戻るからそろそろ離してくれない？』



｢ん〜｣


グリグリと肩に顔をうずめてくる



『何してんの』



｢だってAちゃん、俺の事名前で呼んでくんねーじゃん｣



『へ……………？』



待ってこいつそんなんでいじけてたの？
なにそれ面白すぎでしょ



｢何笑ってんだよ｣



『いや、あんたやっぱ面白いや』



｢また、名前で呼んでくんねー｣



『半間』



｢下の名前…｣



『やーだよ、ッ〜！半間ストップ！ストップ！腕！絞めてるだろ！おいこら！』



私が嫌だと言った瞬間にあまりにもおちょくられて
腹が立った仕返しなのかお腹に回してた腕で
絞めつけやがった



｢名前呼ぶまで離してやんね〜｣



下の名前で呼ばないだけでこんなことするか！
流石に内蔵も締め付けられてる感じがして
気持ち悪くなりそう



『修二…苦しい、』



｢その言い方反則だろ〜｣



そういうと腕を解いてくれた

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