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｢絶対に茶番なんかじゃない｡ホンモノだよ｣
その声色には涙が滲んでいた｡
振り向いてしまいたい｡このまま抱きつきたいと息を呑む｡
『嘘だよ､ホンモノだよ｡』
そう言えて仕舞えばどんなに楽なんだろうか｡
けれど私は仲間を裏切ってしまったんだ｡
例えそれで彼らが最善になったとしても｡
罰を受けないといけない｡
これが､私の罪で､罰だ｡
｢公爵､下へ行ってもいいですか｣
｢ああ｣
リオセスリは目を合わさず言った｡
カツン､カツンと足音が響く｡
螺旋を下がるその足は私ではないみたい｡
みんなさっきまで話していたのに｡どうして凍りついたみたいに静かなの？
私のせいだ｡それ以外あり得ない｡
禁域である『栓』はまだ重厚な扉に阻まれていて､根拠はないがもうすぐで崩壊するさまが目に見えた｡
｢ふぅ…｣
少し一息つけるなと安心しつつ､静かに座った｡
今は午前10時｡
私は何を錯乱しているんだろうか｡
フォンテーヌ人ではない種が原始胎海の水へ入っても溶けないのに｡
ああ､だからこそ私のせめてもの贖罪なんだ｡
母なる海で溺れ死ぬなんてさぞかし滑稽で､美しいんだろう。
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マニ。(プロフ) - 頭痛さん» ✉️。はい！これからも頑張ってね！頭痛ちゃん！これからもファンの一人として応援してる！💝 (1月2日 16時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こっちの作品もとても面白い！！💝、最高尊すぎる…これからも頑張ってね！頭痛ちゃん。☺️ (1月2日 11時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭痛 | 作成日時：2023年12月3日 18時
