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『感嘆』
今の感情を表すなら正にこれだ。
思った以上に…裁判の前であってもリネとリネットのマジックショーは凄まじかった。
｢こんにちは！紳士淑女の皆さん。今回もこのトランプを出したり…消したりという簡単なマジックだけではありません。僕が以前失敗した交換マジックも、更にグレードアップしてご覧に入れましょう！｣
割れんばかりの拍手と共に会場は熱気に包まれていた。
その中にはヌヴィレット様、クロリンデなど、知っている人も含まれていた。
ただ珍しいことにフリーナ様は居なかった。
何か不都合でもあったのだろうか。
少なくとも、昨日まではとても楽しみにしていたのに…。
そう考えていると、遂に舞台は交換マジックへと入る。
瞬く間に小さな家のセットが組み立てられた。
“ここに居ない誰か”を連れてくるのだそう。
会場は一気にざわめくも、それはきっとフリーナ様だろうと勝手に予想する。
騙される瞬間というのも非常に心地よいものであり、新鮮な気持ちになった。
｢それでは行きますよ…60秒！一緒に数えてくださいね。60！59、58…｣
ふと、気づいた。リネの話術がマジック以上に重要な要素であることだ。
舞台の上もそれ以外も。【リネ】と言う仮面をつけて過ごしている。無性にそう思えた。
｢6…5…4…3…2…1！！」
リネとリネットは両手を広げて｢ジャジャーン」とポーズをする。
すると小さな家のセットは四方に裂かれ、その中にはフリーナ様と空、そしてパイモンがいた。
続く (更新停止中)
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マニ。(プロフ) - 頭痛さん» ✉️。はい！これからも頑張ってね！頭痛ちゃん！これからもファンの一人として応援してる！💝 (1月2日 16時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こっちの作品もとても面白い！！💝、最高尊すぎる…これからも頑張ってね！頭痛ちゃん。☺️ (1月2日 11時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭痛 | 作成日時：2023年12月3日 18時
