▼一章 ページ21
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それから二日が過ぎた。
そして今日は裁判の日。もとい、リネとリネットのマジックショーの日だ。
事前にチケットを買って休みを取っておいたので、開場の時間まで割と気ままに過ごせていた。
テーブルに頬杖を突きつつ考える。
初めてマジックを見る気がする。“以前の私“はどこで見たんだろ。
考えるも時間とは早いもので、あっという間に開場の一時間前になっていた。
急いでナヴィア線に乗り、友人と同じ名前だ。と目を丸くする。
メリュジーヌのエルファネの解説は論理的で分かりやすかった。
しばらくしてエリニュス島へ着き、巡水船を降りると、フォンテーヌ廷とはまた違った景色が飛び込んできた。
路肩に咲くレインボーローズ、沢山の噴水、不思議な獅子を思わせる飾り、そして、エピクレシス歌劇場。
真ん中の一番大きい噴水は、『ルキナの泉』と呼ばれており、新婚の人たちの子宝を願うものだった。
すると、歌劇場内から、見知った人影が見えた。
大きなシルクハットの真紅。リネだった。
リネは大きくこちらに向かって手を振ると、そのまま戻っていってしまった。
手を振りかえす暇も無かったとふと残念に思う。
瞬く間に開場が知らされ、急いで席へと着いた。
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マニ。(プロフ) - 頭痛さん» ✉️。はい！これからも頑張ってね！頭痛ちゃん！これからもファンの一人として応援してる！💝 (1月2日 16時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こっちの作品もとても面白い！！💝、最高尊すぎる…これからも頑張ってね！頭痛ちゃん。☺️ (1月2日 11時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭痛 | 作成日時：2023年12月3日 18時
