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早く記憶を戻したいと意気込んだその時､リネと入れ替わりのようなかたちでナヴィアがやってきた。
｢こんにちは､A｣
｢お久しぶり､ナヴィア｣
前はこの呼び方だったとクロリンデに助言され､呼び捨てで呼ぶことにした。
ナヴィアは何か私と同じように意気込んだ様子でテーブルの向かい側に座った。
｢ねぇ､A､あたしは『
彼女は軽く嗚咽を飲み込んだ。
｢記憶がなくなっててッ、あたし達との思い出も無くなっちゃうなんて…怖かった。まだまだあんたに言いたいことは沢山あったのに､『おめでとう』も『無事でよかった』も全部掻き消されちゃった。
でも､昨日､あたしが死の淵に瀕した時。死んだはずの大事な人たちが助けてくれたんだ…本当に嬉しかったの。だから､決めた｡あんたから逃げない｡ちゃんと向き合うって｣
一連の事を改めて聴き､ナヴィアとの過去を知りたいと思った。
ナヴィアについてちゃんと知ろうと思った。
｢私､AA。稲妻出身でパレ•メルモニアに所属してる外交官。コーヒーより紅茶派で､歳は18で…もうちょっとで誕生日になるわ。ナヴィアのこと､知りたいから教えて！｣
せめて。戻るまでと同等に。あわよくばそれ以上まで。
受け身になってちゃダメだ。
自分が踏み出さないと。
ナヴィアは驚いたようにふと､顔を上げると､笑って返した。
｢じゃあ､あんたとあたしが出会ったところから話し始めなくっちゃ！｣
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マニ。(プロフ) - 頭痛さん» ✉️。はい！これからも頑張ってね！頭痛ちゃん！これからもファンの一人として応援してる！💝 (1月2日 16時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - ✉️。こっちの作品もとても面白い！！💝、最高尊すぎる…これからも頑張ってね！頭痛ちゃん。☺️ (1月2日 11時) (レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭痛 | 作成日時：2023年12月3日 18時
