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トントンside
tn「あﾞ〜〜.....全く終わらん...」
机の上の大量の書類と睨めっこを初めて72時間程が経ち
全く終わる気配が無く軽く絶望をする
これは今日も徹夜やな...
重たい瞼を擦り、また書類を睨みつける
「ただいまぁ！あれ、トントンだけなん？」
tn「おかえりA。皆はまだ帰って来とらんで」
「そっかぁ...て、あれ？」
会議室のドアが開き、学校から帰って来たAが姿を表す
鬼の成長は早く、あんなに小さかったAはいつの間にか14歳くらいになっていた
いつの間にか...といっても、ほんの1年くらいしか経っていないんだけども。
額のツノは、彼女の妖術(？)により隠れていてぱっと見人間にしか見えない
「トントン...？」
tn「な、なんや...むぐｯ！？」
「この隈、なに？何徹してん...？」
tn「...さん、てつ位...？」
Aは俺の顔を見るなり顔を顰め、俺の両頬を掴む
目の下の隈をなぞられ、少しドキッとする俺と裏腹にAの機嫌はどんどん悪くなっていく
「昨日あれだけ『今日こそは寝てね』って言うたやん！」
tn「そうは言っても気になってしまって...」
「そんなん私が休みの時手伝うから！もうちょっと自分の体大事にしてよ...」
tn「...！？ご、ごめんて！今日はちゃんと寝るから泣かんといて...！？」
頬を膨らませだんだんと泣きそうになっていくAに慌てて謝る
徹夜しがちな俺を暗示て『今日こそは寝て！』と言っていたA
俺も最初は寝ようと布団に入ったが、どうしても気になり眠れず
少しだけ、とやり出すと三徹目に突入していた
「寝れないん？」
tn「う〜ん...なんか寝れんくてな」
「じゃあ、はいどうぞ」
Aは俺の隣に座ると膝を叩く
「膝枕してあげる！そしたら寝れるやろ？」
tn「え！？」
「私もちっちゃい時してもらったし、暖かくて落ち着くからすぐに寝れるよ！」
オロオロとDT感丸出しで狼狽えていると早く！と急かされる
こんな事があって良いのだろうか...とか考えてしまうが
『いつか誰かに膝枕してあげたかったんだ！』と喜ぶAに
膝枕は自分が第1号だと気づき、遠慮なく借りることにする
「どぉ？寝れそう？」
tn「おん、Aのお陰で寝れそうやわ。重かったら言うてな、すぐ起きるから」
「はーい。おやすみなさい」
ニコニコと笑うAに頭を撫でられ、すんなりと眠りに落ちていった
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YUI K(プロフ) - 続き待ってます！ (2022年9月19日 1時) (
レス) @page22 id: f977f6e2ac (このIDを非表示/違反報告)
ノコキノ - 面白すぎます！頑張って下さい！ (2022年2月28日 19時) (レス) @page18 id: d2ad17c9e0 (このIDを非表示/違反報告)
ソヨ - 更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧気長に待ってます！ (2022年2月23日 17時) (レス) @page18 id: aa188ce3f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - player1226さん» コメントありがとうございます！忙しくてなかなか更新できてなくて申し訳ないです(--;)頑張ります！ (2021年6月16日 17時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
player1226 - 更新まってます！ (2021年6月16日 15時) (レス) id: 2cb34d186e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼす | 作成日時：2021年5月4日 22時
