単純ウニョクオッパ ページ10
私はまたダンスの確認に戻った。
BOAオンニも直ぐにダンスの確認を始めた。
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スタッフ「少女時代の皆さんー!!ステージに移動してくださーい!!」
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次は少女時代かぁ〜……
少女時代「「「はーい!」」」
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遂に少女時代の皆も移動し、この大きな練習場にいるのはsjと東方神起と私とBOAオンニだけとなった。
ま、後ろにダンサーもいるから、人数的に少なくはないんだけどね。
でもそれぞれ練習場の端っこで確認しているから、空いてるスペースはいっぱいある。
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いくら広くても、爆音の音楽が四曲も流れているから、鼓膜が破れるんじゃないかってくらい耳が痛かった。
BOAオンニの曲は、〈Hurricace Venus〉というカッコいい歌が流れてて、
東方神起の曲は、〈呪文〉というこれまたカッコいい歌が流れてて、
sjの曲は、〈sorry,sorry〉というこれもまたカッコいい歌が流れてる。
私の曲はというと、カッコいいと普通の中間くらいで、とても女子には踊れなさそうな激しいダンスの曲だ。題名は〈Get your Heart〉。
だからオンニのこともオッパのことも見てる暇なんてない。
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この曲のイメージは題名通り、「あんたのこころは私が掴んでいる」みたいな怖い感じだ。
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もちろん一曲終わると凄い汗がでる。
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歌が終わって顔や体の汗を拭いていると、
sjも一曲終わったのか、
ウニョク「A〜♪」
といって両腕を広げて私に抱きつこうとするウニョクオッパ。
それを私はさっとよけると、
ウニョク「Aひどい…(TT)」
…全く…この人はすぐ拗ねるんですから…
A「私、汗だくだからウニョクオッパが汚れないようにと…」
といって単純なオッパを誤魔化す。
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ウニョク「A……(_´Д`)Aの汗なら最高だよー!!愛してるよー!!!!」
と言ってぎゅぅぅぅぅぅぅう♪と汗まみれの私は抱きつかれた。
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……でもいくらなんでもこれは単純すぎるよね…(汗)
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作者名:ミッキー | 作成日時:2012年4月2日 10時