梅の姫。悪役となり、阻まれる。しかしむなしく、止められるだろう。【暗殺教室】【名探偵コナン】～トリップ～ (ページ12)

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10.誘拐ページ12

～？side～

僕はいつも通り、電車に乗って3-Eまで
いくはずだった…………
ん？僕は誰かって？
僕は潮田渚！！椚ヶ丘中学校3-Eの、
出席番号11番！
僕は、誰に言ってるんだろう。

僕がいつも電車に乗る駅は、米花駅。
家が近いんだよね。

でもなんか今日は、違和感を感じるんだ。
誰かにつけられてる。
…殺し屋？多分そうだ。
今までの暗殺者からの殺気と似ている。

逃れるために、あそこの角を曲がろう。
そしたら逃げられるかな？

『……………』

ふう……なんとか巻いたかな？
まずい…遅刻しちゃう！！
急がないと殺せんせーに怒られちゃうよ！

『………こんにちは。潮田渚くん』

渚「え………ムグッ！？」

いつの間に背後に！！？
てか、な、何これ……薬…品？
頭…が……ボーっ…とす…る………

ﾊﾞﾀﾝｯ

『……作戦2成功。バーボン、そっちは？』

安室[ｶﾞｶﾞｯ))こちら、準備完了。
　もうすぐ、ホームルームが
　始まるようなので、
　終わり次第狙撃します]

Aは無表情のまま、渚を横抱きにして、
ベルモットの乗っている車に乗った。

ベル「見れば見るほど、可愛らしい子ね。
フリフリのドレスを着せたいわ。
あとは、メイド服」←

『男の子ですから、やめてあげてください。
あと、もう一度聞きますけど、
あの薬品はクロロホルムですよね？』

ベル「えぇ。本番の薬は液体だから」

『………どうやって飲ますんですか』

ベル「口移し…かしら？ｸｽｯ」

『僕がですか？
…任務だったらやりますけど』