【銀腕のイスカリオテ】One-Fiction【CS集】 (ページ2)

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また、人見知りをする性格ではないし、むしろグイグイ人に絡んでいくタイプである。このギャップが、恐らく第二印象となる。
なお、この親しみやすさは全てジューダスが戦略的に設置したのだと悟るのが、第三印象である。
彼は、人を守るために人に近づく。自分なら人を救える、助けられると知っているためだ。周りに思われる数倍は狡猾であり、人格者であり、自信家である。いつでも穏やかに、強かに笑いながら、自分の周りをよく見ている。彼は誰よりもドゥオデキムという組織を、愛している。愛から始まるその守護精神は、まさしく、場のリーダーに相応しい風格を持った人物。
同時に、一途で真っ直ぐな性格である。中々ものに触れない代わりに、一度憧れたものには、一生焦がれ続ける性質を持つ。相手が飽きていても一生引きずり続ける。言うなれば「来るもの拒み続け、合うものはすぐ去る」である。そういう面が純朴とも取れるし、再び強調される頭の良さ・気の回し方は侮れない頭の良さと捉えることもできる。見れば見るほど隙がなく、気がついた時にはその瞳を釘付けにしている。

彼は憧れを惹きつかせ、それを丸ごと見届ける力と実力を持っている。

即ち、人はそれを「カリスマ」と呼ぶ。
ジューダス・ネフシュタンは、人が羨むカリスマ性の、一つの完成形である。

【能力値】
魔力量…A
スピード…B
パワー…F
耐久力…A
魔力耐性…S

魔法の性能が際立って良く、体力面では一般人より少し活動できる程度。精神力・耐久力が異常であるのであまりそう見えないが、パワー値はマジでカスである。これは日常的に血を抜いているような状態であるので、自然と体がそれに適応して、体力面の消耗を最小限にさせた結果。
能力使用後はあからさまに体調悪そう。また、魔法が非戦闘能力であるため、あまり勢いに乗って戦っている様子はない。戦うにしても足止め程度が限界である。生粋の支援職。

【魔法】
自分の血液を万能薬に変える能力。
自分が出血をすることで流れる血を、万能薬とすることができる。また、彼の血を数滴でも入れた薬は、通常より効き目が早く出るようになる。具体的な使用例としては、塗り薬に混ぜる・飲み薬の成分とするなど。なお、直接血を飲む・触れるのが一番効き目は良いらしいが、逆に精神をやられそうなのと、感染症学としての観点より、ジューダスは推奨しない。