走れ、僕ら。【企画設定集】

＊ ページ19

「威勢のいい君にひとつ忠告だ。悪だ正義だなんて、曖昧すぎる境界線に癒着してちゃいけねぇよ。全てを決めるのは神さまじゃなくてお前なんだ。求めるなら知を持て。世界の基本だ。」

「あんた、もうちょっと服装しっかりしたらどうです？昇華隊の面子を潰す心算ですか？」

「容姿と口調があってなくて気持ちが悪い？あー生憎、従者の時の癖で俺の喋り方は2パターンしか無くてな。一つは今のような喋り方。こちらは素に近い。もう一つは…ﾝﾝ''ｯ、此方のような話し方になります。お好きな方をお選び下さいませ、ご主人様？」

「はい、何か御用ですか？…普段通りでいい？そうか。…少し、ほんとうに少し残念だが、まぁいい。因みに2パターンしかないのは嘘だ。この程度なら元従者(俺)でなくても出来る」

「能力のせいで勘違いされやすいんだが、俺はあくまで常識人だ。男よりは女が好きだし好きな奴には一途で居る。というか、その方面で行くと同僚にも部下にも持ったら悪用しような奴は居るし、適任だったんだな。…任務のアレは、仕事だ。別にトびそうになんかなってない。…なってない!!」

「よぉ、哀れな御嬢さん？相手が俺で幸運だよ、あんた。何故なら俺はお前に親愛のキスをするだけで、お前の大切な情報を奪える。そう、やろうと思えばすぐ終わるんだ、こんな地獄みたいな生活！……けどさ、それじゃあちっとも面白く無いよなぁ？どうせなら自分から言ってくれるまで、俺のトコまで堕ちて来いよ…くくく。」


一人称
普段:俺/尊敬する人の前:私

二人称
普段:お前、テメェ、あんた
尊敬する人:貴殿、貴方

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